川崎市麻生区王禅寺の植木剪定の様子を紹介します。植木の種類はヒメシャラです。
ヒメシャラは標高が高いところで見られる落葉樹で、株立ちや群植(同じ種類を幾つか植える)
により山や林の雰囲気が味わえる、庭木としておすすめな樹木です。
枝葉の伸び方はやや遅いので剪定の方法を気をつければ自然の雰囲気をお庭で保てます。
剪定前の状態です。この状態でも枝の伸び方は、うるさくなく柔らかい枝ぶりです。
剪定してから1年たってもこのような雰囲気を保てるような植木の剪定を心がけます。
雑木の切り方、自然風の植木の手入れは、いかにも私が木を切ったという剪定の仕方はしません。
枝葉の樹勢を見ながら剪定した後、枝葉が伸びた姿をいかに柔らかく、自然に見せるかを意識します。
ヒメシャラ剪定後になります。1年後も同じような柔らかい枝葉の伸び方になるよう剪定しました。
窓の位置に柔らかい枝が窓に映るよう、植木の頭の部分を少し強めに切りながら、
落ち着きが出た枝を残しながら透かし剪定をしました。
剪定作業風景のタイムラプス動画になります